カッター(中編)

東京営業所の竹本です。

前回のカッター(前編)に引き続き、本日もカッターのお話しです。

お詫び

今回を「後編」としてすべて書き切るつもりでしたが、とても長くなるため、「中編」とさせていただきます。

 

前回のお話しで1枚切り用のカッターでシールだけをまっすぐにカットする方法について議論してきました。

まっすぐにカットするためには定規を刃に添えてスライドさせる必要がありますが、1枚切りのカッターは一般的に刃高がとても低く定規を刃に添えると刃が紙に届きません。

以前に狙ったところを切れないと私が判断した理由は、刃先が見えにくいことと、定規を当てると刃が届かないことからでした。

 

正解を発表します。

【正解】薄い定規を使う。

 

ちょうど良い厚みの定規はなかなか売っていませんが、下敷き等薄いものをいろいろ探せばちょうど良いものはありそうです。お客様はクリアファイルを当てていると言われていました。さすがです。

 

私が通常使用している定規はスチール製30センチのものと、プラスチック製31センチのカッティング用のものです。特にカッティング用は厚みがあり、作業中にずれることも少ないため、扱いやすく気に入っています。297ミリ(A4サイズ)で仕上げたいときも長さに若干余裕がありとても便利です。カッターの作業では厚手の定規を使うのが基本だと思っていた私には完全な盲点でした。

 

次回予告

次回はカッター(後編)最終回です。

弊社ではお客様から2層シール(シールの上に、シールがあるもの)をご要望されることがございます。例えば商品箱にキャンペーンシールを貼り、シール(上層シール)の一部をめくってはがきに貼って応募するというような使い方です。

 

刃が浅く入る部分、深く入る部分が必要になります。

 

キャンペーンシール

弊社ではお客様からの難しい課題でもチームを編成して積極的に取り組む姿勢があり、最近は背割れ(剥離紙への切り込み)やミシン目が入っているもの等、かなり複雑な構造のものを要望されることも増えてきました。

 

当然実際の印刷加工設備で試作する場合も多いのですが、お客様のご予算も考慮し、設計したパズルのようなアイデアが正しく機能するか、ご要望をしっかり満たすことができるかをまず手作りサンプルで確認することになります。

 

次回は2層ラベル見本を手作りでつくる方法について、グロス3層というタック紙を使って、ハーカット、ミシン、背割れなどを実際に入れて実演します。いろいろなカッターが登場します。

お楽しみに。