サロメ
デザイン担当の窪です。
先月、県立美術館で「ビアズリーと日本」という展示を見てきました。
ビアズリーというのは
19世紀末に活躍したイギリスのイラストレーターで、
その耽美的で緻密な描写で一世を風靡したのですが
幼少から結核を患い、残念ながら25歳という若さで夭折しました。
なので実質6年くらいしか活動はしていないのですが、
その耽美的で緻密な描写で一世を風靡し、
日本の多くの画家にも影響を与えています。
私は学生のときにサロメという戯曲の挿絵を見て、
なんて気持ちの悪い、でもきれいな絵を描く人なんだろう・・
と思ったのですがそれ以上特に興味は持ちませんでした。
けれど今回展示を見てきて、その描写の美しさ、素晴らしさを
再確認しました。
この夏の、一番の感動です。